真正さ Authenticity
- Manish Nukii
- 2016年4月25日
- 読了時間: 3分

真正であることは
自らの存在にいつも
誠実であるということだ。
いつも誠実でいるには
どうしたらいいのか。
三つのことを
覚えておかなければならない。
第一に、
誰の言うことも聞いてはならない。
いくら他人が
「あなたはこうあるべきだ」と言っても、
常に自分の内なる声に
耳を傾けなさい ―
自分のこうありたいと思うものに。
そうでないと、
あなたの一生はむだに
終ってしまう・・・。
自らの内なる声に
誠実でいることを
覚えておきなさい。
それはあなたを
危険な状況に
導くかもしれないが、
そのときは危険の中に
入っていきなさい。
だが、内なる声に
誠実でいること。
そうすれば、
いつか内なる成就ゆえ、
ダンスを踊れる日が
やってくるかもしれない。
いつも忘れてはいけない。
一番大事なのは
自らの存在だということを。
そして他人が自分を操り、
コントロールするのを
許してはならない。
彼らの数は多い ―
誰もがあなたを
コントロールしようとしている。
誰もがあなたを
変えようとしている。
尋ねられもしないのに
指示を与えようとしている。
人生の指針を
与えようとしている。
指針は自分の内側にある。
あなたは青写真を携えている。
真正であるとは、
自分自身に
誠実であるということだ。
それは実に危険な現象だ。
まれな人々にしかそれはできない。
だが、
それをやろうとした者は
必ず達成する。
彼らは
想像もできないほどの
美、
優雅さ、
充足を
達成する。
誰もが、欲求不満に
陥っているように見えるのは、
自らの内なる声に
耳を傾ける者が
一人もいないからだ。
第二のこと。
最初のことをやりとげて、
初めて第二のことが
可能になる ―
決して仮面をつけてはいけない。
腹が立ったら、
怒りなさい。
それには危険を伴うが、
微笑んではいけない。
なぜならそれは真実では
なくなることだからだ。
だが、
あなた方は怒りがあっても、
微笑みなさいと
教えられてきた。
あなたの微笑みは
偽りのものに、
仮面になってしまう。
うむ?唇の体操以外の
何ものでもない。
ハートは怒りで、
毒で一杯なのに、
唇は微笑んでいる。
あなたは偽りの
現象になってしまう・・・。
真正さについて第三目のこと。
常に現在に、
とどまりなさい ―
なぜなら、
すべての虚偽は
過去か未来かの
いずれかから入り込むからだ。
過ぎたことは過ぎたことだ ―
それを気にしてはいけない。
それを重荷にしてはいけない。
そうでないと、
それがじゃまになって、
現在に対して
誠実になることができない。
そして、
まだやって来てないものは
まだやって来ていない ―
いたずらに未来のことを
気にしてはいけない。
そうでないと、
それは現在に入り込んで、
それを壊してしまうだろう。
現在に対して誠実でいなさい。
そうすれば真正になることができる。
<いまここ>に在ることが
真正であることだ。
過去も
なければ、
未来も
ない。
この
瞬間が
すべて、
この
瞬間が
永遠
そのものだ。
OSHO「英知の辞典」より
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