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忍耐 Patience
- Manish Nukii
- 2016年5月16日
- 読了時間: 2分

忍耐は最も重要な宗教的資質だ。
忍耐があれば他に何もいらない。
忍耐で充分であり、
ただそれだけでこと足りる。
忍耐とは希望、
信頼であり、
そして急がないこと、
性急さがないということだ。
性急さは、
あなたに信頼がないことを
示している。
性急さが示しているのは
あなたが
神の意志に反してまでも、
それを<いますぐに>
欲しがっているということだ。
あなたは神が
それをしてくれるのを
待っていられない。
性急さとは、
「私の意志の方が、
あなたの意志より大きい」
ということだ。
忍耐とは、
「私は自分の意志を
あなたに明け渡します。
あなたが私の意志なのですから
いつであれ
私が成熟したときには、
いつであれ ―
それがたとえ永遠を
要しようとも構いません ―
私は信頼し、
希望を持ち、
情熱を失わないし、
くじけることはありません」
というものだ。
忍耐というものは・・・、
それだけで
瞑想になっていく。
忍耐の人は満足することを
知っているので、
瞑想的になる。
彼は言う、
「神が私の世話を
してくださっているのに、
どうしてこの私が
心配することが
あるでしょう?」
宗教的な人とは
<存在>とともに安らぎ、
川を押したりしない人のことだ。
むしろ逆に、
彼は川に溶け込み、
川に向かってこう言う。
「私をどこであれあなたの
行くところへ連れてってください。
なぜなら、
あなたの行くところが
目的地だからです」
宗教的な人、
忍耐することが
できる人とは、
「私は自分だけの
ゴールは探し求めたりしません。
私には探し求めるような
個人的な
ゴールはないのです。
この限りない宇宙が
行くところへ
私も行きます」
と言うことができる
人のことだ。
だから、
それが何であれ、
全体の運命が
部分の運命でもある。
これが
忍耐だ。
OSHO「英知の辞典」より
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