

全存在が包含されれば、あなたは帝王となる。
<愛するものよ、今この瞬間、 心も、知も、息も、形態も、包含する> 覚えておくべき根本的な点は 包含的になるということだ。 排除してはいけない。 これこそこのスートラの鍵だ。 包含的になる、包含する。 包含し、成長する。 包含し、拡張する。 自分の身体で試し、...


信頼の開花
自分自身を愛する能力をなくなってしまえば、 誰も愛することはできなくなる。 それは絶対的な真実だ。 それに例外はない。 自分自身を愛することができてこそ、 他人を愛せるのだ。 しかし社会は自己愛を非難する。 それは利己的だ。 自己陶酔だという。...


祝祭とは謝意だ。それは感謝だ
幸せはひとつの極、 悲しみはもう一方の極だ。 至福はひとつの極、 惨めさはもう一方の極だ。 生は両極を含んでいる。 至福だけの生には、 横への広がりはあるが、 深みがない。 悲しみの生には、 深みがあるが、 広がりがない。 悲しみと至福の 両方からなる生は...


マインド:こころ
心は言葉からできている。 言葉を使ってはいけない。 ただ沈む夕陽とその美しさを 見ることはできないだろうか? その美しさに圧倒されないだろうか? その荘厳さに感動しないだろうか? 言葉を持ち込むことに何の意味がある? 誰かに何かを言うように 求められたわけではない。...


マインド:三つの毒素
<三つの対象、三つの毒素は美徳の三つの基礎> そこには三つの毒として働く、 もしくは無限の美徳の三つの基礎となる、 三つの対象がある。 アティーシャは錬金術について語っている。 毒は甘露に変えられる。 卑金属は黄金へと変えることができる。 これら三つの対象とは何だろう?...


自由と危険
タントラやヨガによれば 人間の狭さこそ問題だ。 あなたは自分自身を狭くしているから、 常に束縛されているように感じる。 その束縛は、ほかでもない、 自分自身の狭いマインドに由来している。 そして、マインドはどんどん狭くなり、 あなたはますます閉じ込められる。...


この存在全体がわが家だ
人はわが家を持たずに生まれ、 一生わが家を持たないまま、 わが家を持たずに死んでゆく。 この事実を受け容れることは、 計り知れない変容をもたらす。 そうなったら、あなたは もはやわが家を探し求めない ― わが家とは はるか彼方にあるもので、 ...


眠りと瞑想
タントラの教えを手短かに言うなら、 自分自身への深いくつろぎ、 自分自身への全面的なくつろぎだ。 あなたはいつも緊張している。 それこそがしがみつきであり、固執だ。 あなたは決してくつろがない。 決して、ゆだねの状態にない。 いつも何かしている。 そうすることこそが問題だ。...


他人の意見 Others’ Opinions
自らの価値を知っているなら、 他人が自分のことをどう思うか、 彼らがあなたを受け容れるか 拒むかを心配する必要はない。 他人の受容と拒絶を心配しているなら、 それはあるひとつのことを示している - それはあなたが自らの価値を 知らないということだ。...


悲しみ Sadness
ほんとうの愛は いつも悲しみをもたらす。 それは避けがたい ― なぜなら、愛はあなたの 真実の姿への新たな扉と なりうる空間をつくり出すからだ。 愛は薄明の状況をもたらす。 愛の瞬間、 あなたは何が偽りで 何が真実なのかを 見ることができる。 愛の瞬間、...